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玄関チャイム(AC100V式)をワイヤレステレビドアホンと交換する方法

未だ多くの住宅には、下画像のように、AC100Vの押しボタンやチャイムが設置されており、

「可能ならば、チャイムをテレビドアホンと交換したい!」と思っている人は大勢います。

100V用の玄関押しボタン

そこで、現在使用している室内のチャイム本体はそのまま残しておき、新たに、下のPanasonicワイヤレステレビドアホン(VL-SGZ30)を設置するという方法を紹介します。

モニター機とワイヤレス玄関子機のセット

この「VL-SGZ30」という型番は、モニター機(VL-MGZ30)1台と、ワイヤレス玄関子機(VL-VD561)1台がセットになったワイヤレス式のテレビドアホンです。

ワイヤレスという名称からも分かるように、室内に設置するモニター機(電源コード式)と、玄関に設置する子機(電池式)間は無線で接続するので配線工事は必要ありません

一般的に、AC100V式のチャイムは室内の少し高い所(2m~2.2m前後)に設置してあります。

そして、このチャイムと玄関に設置してあるチャイム用押しボタンは、下の画像のように2本の電線(1.6mm)で繋がっています。

チャイムと押釦スイッチの配線

この状態でこの回路に100Vを流しておき、そこへ来訪者が玄関の押ボタンを押せば、室内のチャイムはピンポーンと鳴ります。

要はスイッチのON/OFF操作で、電灯を点けたり消したりするようなもの。これがチャイムを鳴らすための仕組みです。

そして今回やることは、玄関に設置してあるチャイム用押しボタンをワイヤレス玄関子機と交換し、モニター親機は、室内のコンセント付近に設置すれば、作業完了という流れで進めます。

そのため室内に設置してあるチャイム本体を取り外したり、または結線を変えたりといったことをする必要は一切ありません。

これで交換する際の難易度もグーンと下がりますよ。

自宅のチャイムはAC100V式か、それとも乾電池式かを確認しよう!

まず最初にやることは、現在自宅に設置されているチャイムの電源方式がAC100V式なのか、それとも乾電池式かという確認です。

なぜ電源方式を気にするかというと、AC100Vで駆動するチャイム本体や、また玄関に設置されている押ボタンを交換する際には感電する危険性もあるため、

事前にブレーカーを切るといった手順を踏みたいからです。

ただ、残念ながら、今設置されているチャイムを見ただけで、これは100V用だな、これは乾電池式だな、と判断するのは少し難しいかも知れません。

そこで、その違いを見分ける方法として、下画像のようにチャイム本体のカバーを外して乾電池が入っているかどうかを見ます。

AC100V式のチャイムと、乾電池式のチャイム

上記のように、二つの画像を見比べればその違いは一目瞭然です。

左がAC100V式のチャイムで、右には乾電池がセットしてあるので乾電池式のチャイムと判断できます。

なお室内に設置されている100V式のチャイム本体は、先述したように高い位置(2m~2.2m位)に取付けてあることが多いので、確認する際には脚立が必要になります。

また長年使用してきて、一度も乾電池を交換をした覚えがないという事であれば、まず間違いなく100V式のチャイムとみて良いと思います。

ですが、念には念を入れてテスター等で電圧を測ってみて100V前後の値がでるか、また接続されている電線の太さが1.6mm(IV線又はVVFケーブル)かも確認しましょう。

「そんな電線サイズなんて分かる訳ないでしょ!」って思われるかも知れませんが、1.6mmの電線は照明スイッチ等の配線に使っているものと同じ太さで少し硬いです。

このように端子に接続されている電線のサイズを見ても大体わかりますし、

また乾電池式のチャイムの配線には0.8mmといった細い線を使うことが多いので見分けがつくと思います。

そしてもう一つの方法は、玄関に設置されているチャイム用押しボタンを外してみて、上記と同じように電線サイズと電圧を確認しても良いでしょう。

チャイムがAC100V式と確認できたら、最初に玄関の押しボタンを取り外そう!

さて、チャイムがAC100V式と確認できたら、まず最初に玄関に設置されているチャイム用押しボタンを取り外しましょう。

オッと、その前にちゃんとブレーカーを切って(落として)おきましょう。ビリビリと感電するのはイヤですからね。

また、なぜEG331かというと、チャイムEB720やEB721)用の押しボタンは、多くの集合住宅(都営住宅など)に設置されているので説明するには丁度良いと思ったから。

もし他のメーカーの押しボタンが取付けてある場合は、ネットを検索するなどして自力で解決しましょう。

それでは下の画像を見てください。

玄関押しボタンスイッチ

チャイム用押しボタンは玄関前(左画像)にこのように取付けられています。

そしてこの押しボタンを取外すには、次の3つのパーツを上から順番にはずす必要があります。

  1. カバーを外す
  2. 防水版(本体)を外す
  3. 絶縁取付枠を外す

上記、右側の画像は、押しボタンを下から見たものです。

黄色の円内にネジがありますが、まず最初にこのネジをゆるめてカバーを外すことからはじめます。

①カバー|②防水版(本体)|③絶縁取付枠
①カバー|②防水版(本体)|③絶縁取付枠

1.のカバーを外すには、このネジを反時計回りに3~4かい程度回してしてから、カバーの下側を少し手前に引きつつ上方に持ち上げれば外せます。

次に、
2.の防水版を固定しているネジ2本(下の左画像黄色の円内)を反時計回りに回して壁面から離します。

その際、右の画像のように電線が2本とも端子に接続されたままなので、プラスドライバーを使ってネジを緩めてから引き抜きます。

押しボタンの取外し

今抜き取った電線2本はこのあと使用しないので、埋込ボックスの中に戻します。

でも下の画像のように芯線が剥き出しになったままで戻してしまうと、

作業時には切っておいたブレーカーを復帰させた時点でショートし、ブレーカーが落ちるという結末になります。

取付枠の取外し

そこでそうなる前に、剥き出しになった芯線部分を絶縁用のビニールテープを巻いて処理してからボックス内に押し込みましょう。

それも1本ずつ別々に。間違っても2本一緒にして巻かないように!

繰り返しになりますが、もしこれを怠った場合はボックス内でショートしてブレーカーが落ちます! 必ず、絶対に忘れないでね!

さて、ここまでくると、残っているのは上記画像左側の絶縁取付枠だけです。

この絶縁取付枠も上下のネジを反時計回りに回して取り外せば、右画像のようにボックスだけの状態になります。

ここまでがチャイム用押しボタンを取外す方法となります。

あと余計なことですが、今後のこと(引っ越しの可能性)を考えて、今取外したチャイム用押しボタンは大切に保管しておきましょう。

なぜかというと、今お住いになっている所が賃貸の場合は、引っ越し時に原状復帰をしなければならないからです。

では次にワイヤレス玄関子機を設置する方法を説明します。

ワイヤレス玄関子機「VL-VD561」を取り付けよう

ワイヤレス玄関子機を埋込ボックスに取付けるには、

下図のように本体と取付カバーを分離した後、取付カバーを埋込ボックスにネジ止めするという順序で作業します。

玄関子機の分離

では図のように1.から順番に進めましょう。

  1. 「ねじ」をプラスドライバーを使って反時計回りに回してゆるめる。
  2. 本体を取付カバーに押し付けたままの状態で、
  3. 「ねじ頭」をつまんで引っ張り出す。
  4. 本体の底面部を図のように持ち上げて、取付カバーから外す。

以上の順番で外した取付カバーを、壁の埋込ボックスに、呼び径4mm×長さ20~30mmの「鍋小ねじ」を使用して取付けます。

なお、玄関子機に付属している”ねじ”は、外壁材がサイディングの場合には、そのままねじ込んで使えますが、下の埋め込みボックスには使えません。

埋込ボックス(左)。右は取付カバーの取付
埋込ボックス(左)と取付カバー(右)

なぜかというと、埋込ボックスの黄色円内の穴を見ると分かりますが、その穴には元々4mmのネジが合うようにネジ山が切ってあります。

そこへ付属のねじを使うとピッチが合わず、埋込ボックスのネジ山を潰してしまうという結果になってしまいます。

そこで取付カバーを取付ける際は、下の図のように4mmの”鍋小ねじ”を使用します。

特殊なねじではないのでホームセンター等で簡単に入手できます。

鍋小ねじと皿小ねじ

以上を念頭に、取付カバーの穴に4mmの”鍋小ねじ”を入れ、埋込ボックスのネジ山にねじ込んで取付カバーを固定します。

あとは付属の防水シートが2枚あるので、それをネジ止めした部分にしっかりと貼り付け、防水効果を高めましょう。

また本体を取付カバーに取り付ける前に、新品の単三乾電池(6本)を、プラスとマイナスの向きを間違えないように気をつけながら入れましょう。

電池のセットが終わりましたら、下図のように、先に本体の天面部を取付カバーに入れて矢印のように底面部を押し込み、

のネジを締めて固定します。

ボックスに子器を取付け

以上でワイヤレス玄関子機の設置は完了です。

それでは次にモニター機を室内に設置しましょう。

モニター機を設置する前に次のことを確認しよう!

それでは最後に「モニター機」の設置となりますが、その前に次の2点を確認しておきましょう。

  1. モニター機を設置したい場所にコンセントはあるか。
  2. モニター機と玄関子機(ドアホン)間の電波レベルは範囲内にあるか。

まず、
1.の「モニター機を設置したい場所にコンセントはあるか」ですが、これは、このモニター機の電源としてコンセントから電気をもらう必要があるためです。

なので、モニター機には最初から電源コード(1.5m)が付いており、その先端のプラグをコンセントに差し込んで電気をもらうという事になります。

要は下画像のように、モニター機を設置する予定の位置から1.5m以内にコンセントが必要になるというわけです。

モニター親機とコンセントの位置関係

電波レベルの確認

そして2.の「電波レベル」。

これはモニター機と玄関子機(ドアホン)が無線通信するという性格上、電波レベルの強弱を確認しておくことがとても大事になります。

もし、モニター機を設置した後、実際に使い始めた段階で、電波が弱い!通信が不安定!という事になると音声も映像も途切れてしまいます。

そんな事にならないためにも、上記「設置前」画像の円内近辺で、電波レベルが以下のように「強、または、中」の範囲内にあるかを確認しておきましょう。

電波レベル確認

確認方法は、モニター機を設置する場所で電源プラグをコンセントに差込み、日時(時計)設定を済ませます。

次にメニューボタンを押し、「アンテナ・電池」の項目を選択すると、<アンテナ・電池の情報画面>で、玄関子機(ドアホン)の電波レベルが確認できます。

また、当然ですが電波レベルを確認する前に、玄関子機の設置が完了していることが前提です。

その際、電波レベルが「強・中」以外を示すようであれば、その場所は不適切と判断し、適当な場所を見つけましょう。

以上が設置前の確認になります。

モニター機(VL-MGZ30)を設置しよう

では実際にモニター機を設置しましょう。

手順としては次のようになります。これを順番にやっていけば設置作業は完了します。

  1. モニター機の背面に装着されている壁掛け金具をはずす。
  2. 壁掛け金具に、モニター機を固定する。
  3. 電源プラグをコンセントに差す。

以上がモニター機を取付ける流れとなります。

それでは早速モニター機の背面に装着されている壁掛け金具を外しましょう。

外すにはモニター機を裏返しにして壁掛け金具を下にスライドすれば外れます。

モニター親機の背面

次に、外した壁掛け金具を壁の所定位置に固定します。

その際、下の画像のように壁の中に埋込ボックスが設置されていれば、壁掛け金具の穴にねじを入れ、ボックスにネジ止めするだけですみます。

モニター親機を取付ける埋込ボックス

しかし埋込ボックスが設置されていない場合もあります。

では、そんな壁に壁掛け金具を取付ける場合は、一体どうしたら良いのでしょうか。

実は、上記画像のように壁が石膏ボードの場合は、以下のように石膏ボード用のボードアンカーというものを使います。

取付手順

取付(施工)方法は、アンカー本体を下図の①~③の手順でボード内に埋め込みます。

ボードアンカーの埋込方法
  1. No.2のドライバ(軸径6mm)を使って、図のように先端をボードに突き刺し、時計回りに回転させながら穴をあけていきます。その際、あまり強く押しつけるとボードが崩れるので力加減に気をつけましょう。

  2. 穴があいたら、爪が完全に刺さるまで押し込み、さらにネジを時計回りにねじ込み、アンカー本体を開脚させます。そして、ねじを回して抵抗を感じたら開脚完了となります。

  3. ねじを抜き取った後、壁掛け金具の穴にネジを入れ、アンカー本体にネジ止めすれば固定は完了です。

またモニター機には、木の壁に設置する際に使う木ねじが2個付属していますが、この木ねじを使用して石膏ボードの壁にねじ込まないようにしましょう。

なぜかというと、石膏ボードに直接木ねじをねじ込むと、木ねじのピッチで石膏が崩れて空回りをし、全く効き目がなくなるからです。

なので、この木ねじは、壁が「木」の場合に使用しましょう。

あと、壁掛け金具を設置する際の高さですが、目安として、床面から金具の中心までが「1400mm」の位置になるようにして固定します。

そうすることで画面の中心が、大体目の高さか、少し下くらいの位置にくると思います。

でも、この数値は、普段使う人の身長を考慮して決定しましょう。

以上、壁掛け金具が固定できたら、下のようにモニター機を壁掛け金具に引掛けて設置作業は完了となります。

モニター機(VL-MGZ30)
モニター機(VL-MGZ30)

最後にモニター機の電源プラグをコンセントに差し込み、モニター機と玄関子機(ドアホン)間の動作を確認しましょう。

そして動作の確認は、できれば二人で行うようにしましょう。

一人はモニター機の前、もう一人は玄関子機(ドアホン)の前に立ち、ドアホンの呼出しボタンを押します。

モニター機では呼び出し音が鳴り、玄関前の映像(来訪者)が写ること、話ができることなどの動作確認ができれば完了です。

あとは同梱されているマニュアルを読みながら、便利な使い方(録画・再生・呼出し音の変更)等を学びましょう。

また、ホームユニット(VL-HB1000)という装置を、モニター機やドアホン・ネットワークカメラ(KX-HC600-W)と接続すると、

外出先でも自宅の来訪者とスマホで話ができたり、カメラを通して室内のペットの様子を見たりといったことができるようになります。

もちろんこれをやるには、自宅にインタネット回線がきているということが前提です。

それにしても今は便利な世の中になりました。

また上記の内容で親機の設置が難しい場合は、持ち運びも可能な、下の「VS-SGZ20L」というワイヤレステレビドアホンもあります。

チャイムの呼出し音だけでは、どんな人が来たかとても不安!

このご時世、チャイムがピンポーンと鳴ったからといって直ぐに玄関ドアを開けてしまっては、防犯上あまり関心できません。

もちろん玄関ドアを開ける前にドアスコープ(覗き穴)で来訪者を確認するとは思いますが、この動作も今一面倒です。

このようにチャイムの呼出し音だけでは、どんな人物が訪ねて来ているのかは玄関ドアを開けるまでは分かりません。

なのでこのような呼出し環境では、「押し買い」や「押し売り」等から身を守るには、あまりにも得られる情報が乏しく、とても危険に思います。

そこで、そういった被害にあわないための対策として、Panasonicのワイヤレステレビドアホン(VL-SGZ30)の設置は有効だと思います。

Panasonicのワイヤレステレビドアホン「VL-SGZ30」
  • この記事を書いた人

Taka

約20年電気工事(RC造・木造住宅)の仕事に従事。その経験をもとに電気関連の情報を当ブログで発信中。

またPCサポートに興味を持ち、CompTIA A+を取得後、現場でサポートに就く。
・第二種電気工事士
・第一種電気工事士
・CompTIA A+

-カメラ付ドアホン・チャイム交換