一般のご家庭に取り付けてあるシーリングライトというのは、なぜか円盤形の製品が圧倒的に多いと思う。
そこで本日は、そんなシーリングライトとは対照的な薄型形状(長方形)で、ライト4つ・調光・調色・タイマー・メモリ点灯機能等を備えたLEDシーリングライトを紹介します。
ライト本体のサイズと重量
このライト本体は、見ての通り長方形をしており、スッキリとしていてシンプルなデザインですが、なぜか斬新さを感じます。
これって円盤形のシーリングライトを見慣れているせいだろうか。
では、画像を見るだけでは、器具本体の大きさがどれくらいあるのか、実感として伝わりにくいと思うので、
以下に本体サイズを記しました。参考にしてください。
どうでしょう、この器具本体のサイズを見た印象は。
ご覧のように、幅1m、奥行20㎝、高さ5㎝、そして重量が約4.8kgというのが、LED薄型シーリングライト本体のサイズと重量です。
そして円形部分の4カ所は言うまでもありませんが、照明のための開口部です。
直径は15.5cmありまして、その内部には、下の画像に示すように、光を発するLEDチップが配置されています。
ところで、こういった照明器具の設置を検討している段階において、
器具本体に関するデータが不明というのでは、天井に取り付けた時のイメージが中々湧きにくいものです。
そこで、まだ実物は手元になくても、上記の器具データを参考にすることで、設置時の状態を、ある程度はイメージできるわけです。
でも、設置対象の天井面を目測するだけというのでは、なかなか実感も湧きにくいと思います。
そんな時は、天井面に直接スケール(コンベックス)やメジャー等を伸ばして寸法確認をすることで、照明器具の設置イメージも大体掴めます。
もし設置イメージを事前に確認しておきたいという場合は、ぜひこういったことも試してみましょう。
器具高5cmは天井の圧迫感を軽減する?
私がこのLED薄型シーリングライトを見て、これは良いな!と思ったのは、器具の高さ(厚み)が5cmと薄型だったからです。
なぜそう思ったかというと、日本の一般的な住宅というのは、天井の平均的な高さが「240㎝」くらいと、そんなに高くはないので、
こういった薄型の照明器具を設置すれば圧迫感もかなり軽減できるのではないかというのが理由です。
でもここで誤解のないようにお伝えしたいのは、器具高5㎝というサイズは、
あくまで器具の厚みであって、器具を設置した後の、天井面から器具の面までが5㎝ということではありません。
その理由は、天井と照明器具との間には、照明器具を支持し電源を供給するための引掛シーリングやローゼットといった配線器具(厚み11mm~22㎜)が設置してあります。
なので、これらの厚みを考慮しますと、天井面から器具の面までの距離は少し増えるということを認識しておきましょう。
また、実際にわが家の居間の天井高を測ってみたところ、240㎝ありました。
そして天井に設置してある円盤形のシーリングライトと、丸形の引掛けシーリングのサイズを確認したところ、
ライトの直径は55㎝、引掛シーリングの厚みは約20㎜、そして天井面から照明器具の面まで測ってみると約12㎝もありました。
う~ん、たかが12センチ、されど12センチといったところでしょうか。
薄型シーリングライトのカラーは3種類
同じ製品でもカラーバリエーションが豊富だと、自分の感性に合ったものを選択できるので満足度はかなり上がります。
実はこのシーリングライトも、下に示すようにホワイト、ウォルナット、マーブルホワイトといった、3種類のカラーがあります。
「おっ、こういった模様のシーリングライトなら、ぜひわが家にも設置したい!」と心を動かされた方もいるでしょう。
でも画像を見るだけでは、「シェードの質感が少しぼやけていて分かりにくい!」という人もいると思うので、以下に少々説明します。
ホワイト・ウォルナット・マーブルホワイト
ホワイトは、色名がホワイトなのですが、真っ白という感じではなくオフホワイト、
いわゆる灰色がかった白というか、黄色がかった白といった感じです。
ウォルナット、なぜかブラックのように見えますが、これはウォルナット独特のくすんだ色合いのためでして、決して黒ではありません。
でもウォルナットは、木目調のデザインが美しいんですよ。
マーブルホワイトは、シェードに大理石の色柄を模したようなデザインで、すごく高級感があります。
「うちのダイニングキッチンにもこんなシーリングライトが欲しい!」っていう人は結構いるんですよ。
また、この3種類のシーリングライトの適用畳数は、8畳(4000lm)まで対応していますが、そのなかでも、ホワイトの器具光束3300lmのみ、6畳までの対応となっています。
ここで、上記の「lm」について少し説明しますと、このlmは「ルーメン」と読みまして、LED照明の明るさを表す単位になります。
そして、この数値が大きくなるほど明るさはアップします。
以上が3種類のシーリングライト(シェード)を見た私の印象です。
この中から、お部屋の雰囲気に最もマッチしたカラーを選ぶことで、日々の生活も、気分もグッと上がるのではないだろうか。
調光・調色と、タイマー・メモリ機能を搭載
このLED薄型シーリングライトには、調光10段階、調色11段階、そして、タイマー機能とメモリ機能などが搭載されており、
これらの機能は全て付属のリモコン(下)で操作できるようになっています。
調光機能
まず調光機能ですが、この機能は照度の増減を、リモコンを使って段階的に切替えることができ、その範囲は10段階です。
もっとも、最近のシーリングライトというのは、この製品に限らず調光機能をもったものは多いので、
「自分も毎日、その便利な機能を使っているよ!」という人は多いと思います。
実は私も、寝る間際までテレビを観ていることがありますが、通常の全灯モードでは光が強すぎて目がチカチカするので、
そんな時は、この調光機能を使って部屋の明るさを抑えるようにしています。
調色機能
調色機能のあるシーリングライトの灯りというのはお部屋の雰囲気をガラッと変えてくれるので、本当に重宝します。
そしてこのシーリングライトも部屋の中を、昼光色→中間色→電球色と3パターンの調色ができ、その明るさの範囲は11段階です。
例えば、昼光色の青みがかった光というのは、集中力を高める効果があるといわれているため、読書をしたり、書き物をしたり、
また細かい手作業をしたりといった場合に向いているといいます。
一方、電球色は白熱電球と同じように暖かみのあるオレンジ色をした光を発するため、ゆったりとした時間を過ごす場合に向いています。
リラックスしたい時には、ぜひこの電球色に切替えましょう。
また料理が美味そうに見えるのもこの電球色だといいます。
私はスーパーへ行った際、総菜売り場や刺身コーナーを見て回りましたが、確かに照明の色がオレンジ色をしていました。
そしてそのついでに、照明を手で遮って、陳列してある刺身を見てみたら、その鮮度感の違いというのは歴然としていました。
確かに照明の当たっている時のほうが美味しそうに見えました。
いやぁ照明の色が、こんなにも鮮度感に影響を及ぼすなんて全く知らなかったです。
これはひとつ妻の料理の腕を錯覚するためにも、調色機能の付いた、このシーリングライトをダイニングに設置してみようと思う。
いやっ、決して、妻の料理の腕が悪いという訳ではありません。
次に、タイマー機能とメモリー機能の動作をみてみましょう。
タイマー機能
タイマー機能とはどのような動作をするかといいますと、これは「設定した時刻になると、ライトを消灯」するという、
消し忘れ防止に役立つ便利な機能です。そして設定可能な時間としては、「10分」と「30分」の2つです。
よく、ウトウトして、そのまま寝てしまうという人は、こういった便利な機能があると、とても助かりますよ。
メモリー機能
この機能は、一度設定した好みの明るさを記憶しておけるというものです。
要は、明るさをその都度調整するのではなく、丁度良い明るさだなと思った時点の状態を記憶させておき、
それを次回の点灯時に、リモコンのメモリ点灯ボタンを押すだけで、前回設定時の点灯状態を再現するというのがメモリ機能です。
またリモコンの電源として単4電池が2個必要ですが、この電池は付属していないので注意してください。
薄型シーリングライトは設置も簡単!
このシーリングライトは、簡易取り付けが可能な照明器具なので、わざわざ電気屋さんに取付け依頼をする必要はありません。自分で簡単に設置できます。
しかしそれには、設置対象の天井に、下に示す引掛シーリングや引掛埋込ローゼット(配線器具)等が設置されていることが前提となります。
まぁ、普通の住宅なら、こういった配線器具は必ず取付けてありますので、そんなに心配する必要はないと思います。
では、上記配線器具の設置が確認できましたら、次の1~4の手順通りに進めば、シーリングライトの取り付けは完了します。
① シーリングライトを取付けるには、先ず、アダプタと呼ばれる付属の器具を、引掛シーリングやローゼットにはめ込みます。
② シーリングライト本体の丸穴をアダプタに合わせてから、強く押し上げます。
③ 体側の電源コネクタと、アダプタ側のコネクタを繋ぎます。
④ 本体にシェードカバーを取付けます。
以上がLOWYA製LED薄型シーリングライトの取り付け手順です。
また、LOWYAのサイトには照明器具だけでなく、生活用品・インテリア雑貨・ソファ・テーブル・座椅子・キッチン・収納等、
様々なカテゴリーの商品もありますので要確認です。