コンセントにアースが無い! そんな時はビリビリガード

2018-06-11

さてあなたのお家のコンセントって、アース(接地線)はついていますか?

突然そんなこと聞かれてもって感じですが… でも普通はコンセントにアースがきているかどうかなど、あまり気にする人はいないですよね。^^;

しかしこれが次のような状況に直面すると変わるんですよ。

例えば長年使用している大型の家電製品が調子悪くなってしまい、それを今度は新しく買い替えた場合です。

ここでいう大型家電とは、冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機に食器洗い機など、水回りに設置して使う家電のことです。

そして、これら家電の背面を見ると、だいたい緑色のアース線がネジ止めされているか、又は付属品として同梱されている場合があります。

この時点で大体の人は、「このアース線って必ず繋がなくてはいけないもの?」って疑問が湧いてくると思います。

そしてこの後、家電を設置する場所のコンセントを見て気付くのが、あれっ、このコンセントにはアース線を接続する端子が無いっ! という事実です。

さぁーどうしたら良いんだっ!

もちろんアース端子が無ければ線を繋ぐことはできないし、そうかといってこのまま放置しておいても、いつかは感電する日が来るかも知れない…

などと、変な事ばかり想像してしまいます。しかしこの考えは決して間違っているとは思いません。

なぜかというと、水回りや水気のある場所で使用する電気製品などは、感電を防止するためにアース(接地)を取る必要があるからです。

でも電気工事士の資格がない人が自分でアース工事をする事はできないし、また知識も、そして測定する接地抵抗計なども無いと思います。m_ _m

もちろん、こういった場合には電気工事業者に依頼したほうが良いのですが、居住形態によっては工事の可否など、事情も変ってくると思います。

では、現状のままで電気を安全に使用する方法はあるのでしょうか?

実は、ビリビリガードという商品名で、漏電電流を検出すると瞬時に電気を遮断できる”プラグ型漏電遮断器”というものがあります。

ビリビリガード(プラグ型漏電遮断器)の取付けは簡単!

このビリビリガード、導入する目的は何?と問われれば、それはもちろん家電製品が漏電した場合でも感電しないようにするため! です。

普通、水回りで使用する家電製品には筐体にアース線が取付けてあり、それをコンセントのアース(接地)端子と接続します。

そうすることで、もし家電製品の絶縁が悪くなって漏電したとしても、筐体に接続されたアース線を通して電気を大地へ逃がしてくれます。

そして、その流れを分電盤に組み込まれた漏電ブレーカーが検知して、自動的に電気を遮断、そして感電を防いでくれます。

一方、築年数の古い住宅の水回りに設置されているコンセントは、アース(接地)の来ていない場合も多く、家電を買い替えてもアースを取ることができません。

このような場合は、先程も述べましたが、電気屋さんにアース工事の依頼をしたほうが良いと思います。

しかし諸事情で、どうしてもアース工事ができない場合もあると思います。

そんな時は下画像の”ビリビリガード(プラグ型漏電遮断器)”を取付けるという手もあります。

取付けはいたって簡単で、次のようになります。

まず、今使っている家電製品の電源プラグをコンセントから抜き取ります。この後、このコンセントへビリビリガードのプラグ⑥を差し込みます。

そして先ほど抜き取った電源プラグを、③又は④のコンセントへ差し込んで、①のリセット(入)ボタンを押します。

すると、②の通電ランプが点灯し、家電製品にも電気が流れていることが分かるようになっています。

ビリビリガードが漏電を検出した場合の動作

では漏電を検出した場合にビリビリガードはどのように動作するのでしょうか。

例えば、ビリビリガードに繫いだ冷蔵庫の電気回路が絶縁不良を起こしたとします。するとビリビリガードは漏電電流を検出して自動的にコンセントの電気を止めます。

この状態だと冷蔵庫には電気が流れないので、結果として感電防止につながっているということになります。

そしてこの間は通電の有無を示す、②の通電ランプも消灯しています。

この後、元通り通電状態に戻したい場合は、先に動作した原因を取り除いてから①のリセット(入)ボタンを押します。

もし、リセット(入)ボタンを押しても直ぐに切れるようだと何かしら異常が起きていますので、電気屋さんなど専門家に点検を依頼しましょう。

ビリビリガードはアースの代わりになる?

さてこのビリビリガード、コンセントに取付けることでアースの代わりになるのだろうか? 答えはNoです。

このビリビリガードは、プラグ型漏電遮断器という名の通り、家電製品等から漏れる電流を検出して電力を遮断する機器です。

なのでアース(接地)のように漏電電流を大地に逃がしてやることはできません。このビリビリガードはあくまでも漏電遮断器です。

でもこんなメリットもあるんです。

普通、分電盤内に組み込まれた漏電遮断器が動作した場合、住宅内の電気は全てストップし停電状態となります。

一方、このビリビリガード(プラグ型漏電遮断器)が動作した場合は、この機器のコンセントに接続された家電機器(負荷)だけが電気遮断の対象になります。

このように電気の遮断される範囲が限定されることで、及ぼす影響を最小限に抑えることができます。^^;

このビリビリガード、どんな機器を接続したらいい?

素朴な疑問だが、このビリビリガードに接続できる機器はどんなものがあるのだろうか。

メーカーのサイトを見ると、以下の水回りや、水気のある場所で使用する電気機器を接続すると良いようです。

感電しないかと不安な思いをされている方は要検討です。

  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 洗濯機
  • 衣類乾燥機
  • 温水洗浄式便座
  • 食器洗い機
  • エアコン
  • 電気温水器
  • 自動販売機
  • ショーケース
  • アイスボックス
  • DIYの電動工具
  • 水中ポンプ
  • 庭園灯
  • イルミネーション

※最近は建設現場などでも感電事故を防ぐために使用することが多くなっているようですね。^^

以上、簡単ですがビリビリガードを取り上げてみました。