さて、「そもそも何故エアコンのクリーニングをやるのだろう？」と不思議に思っている方もいると思います。
では、なぜクリーニングが必要なのか？ そしてそのクリーニングの時期は？ またその適切なタイミングなどを、以下にご紹介します。
エアコンのクリーニングが必要な理由
エアコンクリーニングを行う理由はいくつかあります。第一に、エアコンは長い間使用していると、下のように内部にほこりや汚れが溜まってきます。
そして、こうした埃や汚れにより、エアコンの効率は低下し冷却や暖房の能力が低下する可能性が出てきます。
また、内部の汚れや埃は細菌やカビの繁殖源となり、室内の空気品質を悪化させることにも直結します。
そのため、エアコンのクリーニングを行って、これらの問題を解決するわけです。
エアコンをクリーニングする時期やタイミング（間隔）
実は、エアコンクリーニングの時期やタイミングというのは、一般的には、年に1回から2回程度が推奨されています。
ただし、環境や使用状況によっては、若干の違いがでてきますので、以下の要素を考慮して、最適なクリーニングのタイミングを判断しましょう。
１. 使用頻度
エアコンの使用頻度が高い場合ですが、この場合は、より頻繁なクリーニングが必要になる事があります。
たとえば夏場で暑い地域の場合は、エアコンを頻繁に使用する必要に迫られると思います。このような環境下では、より頻繁なクリーニングが必要になります。
２. 環境条件
エアコンが使用される環境によってもクリーニングの頻度が異なります。例えば、エアコンが埃や汚れの多い場所に設置されている場合は、より頻繁なクリーニングが必要です。
また、湿度の高い地域ではカビの発生がより早く起こるため、こういった環境下の場合も、また定期的なクリーニングが必要です。
３. アレルギーまたは喘息の症状がある
アレルギーや喘息の症状がある場合は、定期的なクリーニングがより重要となります。エアコン内の汚れやカビは、アレルギー反応や呼吸の問題を引き起こす可能性があるためです。
これらの汚れが放出されると、室内の空気品質が悪化しますので、定期的なクリーニングをすることで、より清潔な空気を確保し、健康を守ることができます。
また、自己メンテナンスとして、定期的にフィルターの清掃や交換を行うことも重要です。
４. 効率的な動作のために
汚れたフィルターやコイルはエアコンの効率を低下させます。これにより、冷却や暖房の能力が低下し、電力消費が増える可能性があります。
そのため、クリーニングをすることでエアコンの効率を最適化し、快適な室内環境を保つことができます。
5. メーカーの指示に従う
エアコンのメーカーは、掃除やメンテナンスのタイミングや方法に関する推奨事項を提供しています。製品の取扱説明書やメーカーのウェブサイトなどで確認し、メーカーの指示に従うことが重要です。
エアコン掃除のタイミング
一般的にエアコンの掃除は暖房シーズンや冷房シーズンの前に行うことが多い。
また、エアコンが効果的に動作しない、異音がする、異臭がするなどの異常がある場合にも掃除を検討する必要があります。
重要なのは、「エアコンの掃除は定期的に行う」ことであるため、上記した内容と、自宅に設置してあるエアコンの状態を判断したうえで、適宜定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。
エアコンは、なぜ防カビ、抗菌コートをするの？
エアコンに防カビや抗菌コートを施す理由としては、主に以下の３点が挙げられます。
1. カビや細菌の発生を予防するため
エアコンは湿度の高い環境で稼働するため、内部にカビや細菌が繁殖する可能性があります。
そしてこれらの微生物が増殖すると、室内の空気品質が悪化し、健康リスクが増加します。 なので、防カビや抗菌コートを施すことで、カビや細菌の発生を抑制し、清潔な室内環境を維持します。
２. 嫌な臭いの発生を軽減するため
カビや細菌が繁殖すると、エアコンから嫌な臭いが発生することがあります。
防カビや抗菌コートは、これらの微生物の成長を抑制することで、臭いの発生を軽減します。
3. 長期的な効果を持続させるため
防カビや抗菌コートは、エアコン内部の表面に保護膜を形成します。この保護膜により、カビや細菌の付着を防ぎ、効果を長期間維持することができます。
ただし、防カビや抗菌コートを施したエアコンでも、定期的なクリーニングとメンテナンスは重要です。
そのため、防カビや抗菌コートは一時的な対策と認識し、定期的なクリーニングをすることで汚れを除去し効果を持続させることができると思ってください。
クリーニングすると、エアコンの寿命は延びる？
さて、「エアコンをクリーニングしておけば寿命は延びるのか？」という疑問が湧くのだか、この点はどうだろうか。
実はエアコンのクリーニングというのは、適切なメンテナンスと定期的な清掃の一部。これが正しく行われる場合、エアコンの寿命を延ばす助けとなる可能性があります。
以下にその理由を説明します。
1. 効率的な動作
エアコン内部のフィルターやコイルが汚れやホコリで詰まると、エアフローが妨げられ、エアコンの冷却や暖房能力が低下します。
そこで、クリーニングによってこれらの部品を清掃し、効率的な動作を確保することで、エアコンの負担を軽減し、寿命を延ばすことができます。
2. 冷媒漏れの予防
エアコンの内部には冷媒が循環しています。汚れや異物がコイルや配管に付着すると、冷媒漏れのリスクが高まります。
よって定期的なクリーニングを実施してその汚れを除去することで、冷媒漏れを予防することができます。
3. 防カビや抗菌効果
エアコン内部のカビや細菌は、エアコンの機能や部品に悪影響を与える可能性があります。
定期的なクリーニングによってこれらの微生物の発生を抑制し、またエアコンの内部を清潔に保つことで、寿命を延ばすことができます。
ただし、エアコンの寿命は様々な要素に影響を受けるため、クリーニングだけで、必ずしも寿命が延びるとは限りません。適切な使用、定期的なメンテナンス、適正な温度設定など、他の要素も重要です。
なので、エアコンの寿命を延ばすためには、総合的なケアとメンテナンスを継続的に行うことが重要となります。
エアコンクリーニング業者｜ハートクリーニングのご紹介
近年、エアコンクリーニング業者は市場規模が拡大しているためか、数多く存在します。
その中でもハートクリーニングは、２０～６０代の主婦を中心に多くの方から「主婦おすすめ掃除業者1位（ゼネラルリサーチ（株）調査）」という支持を獲得しています。
清掃を行う作業員はどんな人
依頼された方のお宅に訪問する作業員は、「FCや請負」ではなく、すべてハートクリーニング自社完全採用のスタッフがエアコン清掃を行うそうだ。
私が思うに、自社採用の作業員であれば、現場で行う様々な作業に対しての連絡や報告は即座に得られるので、無用なトラブルに発展することは少ないと思います。
エアコン清掃の流れ｜１.５時間
さて、エアコンのクリーニングを依頼するにあたって知りたいことは色々あると思うが、「ところで、１台に掛かる時間ってどれくらいだろう？」と気になることもある。
実は、下の１～８の工程を全てやって１時間３０分くらいだそうだ。
- １. 取り外し
- ・フィルターと外パネルを取り外し、エアコン周りを養生
- ２. ホコリを洗浄
- ・溜まった埃と汚れをブラシを使用して除去
- ３. しっかり養生
- ・本体周辺と電装部分を丁寧に養生し、故障から保護
- ４. 高圧清掃・洗浄
- ・専用洗剤を噴霧し、高圧洗浄機で頑固なカビとホコリを徹底洗浄・除菌
- ５. すすぎ・防カビ処
- ・丁寧にすすいだ後、抗菌・消臭効果のある防カビ剤を吹き付け
- ６. 水分・拭き上げ
- ・機器全体とダクト内部まで丁寧に拭き、水分をなくす
- ７. 部品洗浄
- ・分解したフィルター、パネル専用洗剤で洗浄
- ８. 取付け（組立）
- ・除菌、消臭剤を噴霧し、洗浄した部品を組み立てて動作確認
以上が宅内で実施するエアコンクリーニングの流れです。
予めエアコンの型番を確認しておこう
予約をする場合は、事前にエアコンの型番を確認しておきましょう。普通、型番はエアコンの下部か側面に記載されています。
因みに型番が必要な理由というのは、予約フォームの中に型番を入力する項目があるためですが、これは型番を事前に把握することで作業をスムーズに実施する事ができるからだと思います。
サイトを見た方限定のキャンペーン実施中!
ハートクリーニングのサイトでは、現在サイトを見た方限定のキャンペーンを実施しています。
内容は、エアコンクリーニング１台目・２台目の料金が通常価格よりかなり安くなっております。
他にも特典キャンペーンとして、防カビ・抗菌イオンコーティングが０円（通常3,000円）などを実施中です。
詳しくは【ハートクリーニング】のサイトをご覧ください。
