台所の換気扇って清掃してもすぐに汚れるので大変。
特に油を使った調理をすると、羽根やパネル、スピンナーなどに油が付着してしまい清掃するのはとても面倒くさいです。
実はそんな面倒くささがあったので、フィルター付きの換気扇を新規購入し交換しました。
フィルターの材質は不織布というもの。
しかし日を追うごとにフィルターには油が付着し、網目は目詰まりを起こしていきました。
そのせいで換気能力はなんとガタ落ちです。
確かにフィルター付きの換気扇と、そうでない換気扇を比べると、羽根やパネルの汚れ方は全く違います。
しかし、また新たな問題が発生!
掃除する手間を省こうと思いフィルター付きの換気扇にしたのだが、
厄介なことに、今度はフィルターの油汚れを取り除くための作業が増えてしまった。
実は油汚れを取るためにやったのが、お湯に洗剤を入れてフィルターを浸し、しばらくしてからかるぅーく、ゴシゴシ。
すると、何とフィルターが破けてしまったではないですか!
これは大変だと思い、同じ種類の交換用フィルターを買おうかとも考えました。
ですが、掃除する時にまた破れてしまっては嫌なので、今度は破れる事のないフィルターはないかと思って探してみました。
アルミパンチングフィルターで掃除も楽々
色々迷ったのですが、今回買った換気扇は下の三菱製メタルコンパック台所用換気扇EX-20LMP9-Fで、再生型フィルター付きの製品です。
この換気扇、本体と油受けは鋼板製、羽根はアルミで出来ておりキッチンフード内にも取り付けできます。
運転をするには、本体に付いている引きひも(金属製クサリ 長さ約0.6m)を引くと「入」、もう一度引くと「切」になります。
木枠が20cm換気扇用なので、羽根径は20cmの商品を選びました。
もちろん25cmの(EX-25LMP6-F)タイプもあります。
そしてフィルターはアルミパンチングフィルター(画像2)なので、油汚れを洗い落とす時にも破れる心配はありません。
以下に据付け方法を説明します。
据付ける前に各部品を外す
当然ですが、木枠に据付ける前には羽根やパネルなどをはずさなければいけません。画像を見ながら順を追って説明します。
アルミフィルターを外します
上記画像3を見てください。アルミフィルターの下部両側にツマミがあります。
これを持ち、いったん押し上げて手前に引っ張るとはずれます。
スピンナーと羽根を外す
スピンナーと羽根をはずします。
まず片方の手で羽根を軽く持ちます。そして、もう片方の手でスピンナーを「ユルム」の方向(右)に回すとはずれます。
あとは羽根を手前に引き抜きましょう。
パネルを外す
最後にパネルをはずします。
パネルの手掛け部を手前に引いてはずし、上部へ少し押し上げるようにすると本体からはずれます。
油だまりを外す時の注意
油だまりをはずすには、本体の下側にツマミネジがありますので、反時計回りに回して取外します。
今はまだ未使用状態なので問題ないのですが、しばらく使用した後に清掃するときには注意しましょう。
なぜなら、この油だまりには油が溜まっているからです。油だまりの両横を持って傾けないようにしてはずしましょう。
本体の据付け
それでは換気扇本体を据付けましょう。まず本体を木枠に入れます。
本体上部に「うちわボルト」が2本あるので右へ回してしっかり固定します。
もし、うちわボルトを使用しない場合は、上下に2ヶ所ずつ木ネジ用の穴が開いているので、その穴を利用して木ネジで固定します。
また、2.5m以上の高さに据付ける場合も安全のため「うちわボルト」は使わないで、上記のように木ネジで固定します。
電源コードの引出口を決める
電源コードの引出口は、上下左右の4か所から出せます。現場のコンセント設置位置を確認したうえで引出口をきめましょう。
パネル・羽根・スピンナーの取付
電源コードの引出口が決まりましたら、次はパネルを取付けます。
パネル裏側の上面を見るとツメがあるので本体上部に引っ掛けて取り付けます。
後は羽根をモーター軸に挿入し、スピンナーを「ユルム」の反対方向(今度は左回し)に回して、羽根に当たるまで締め付けます。
油だまりとフィルターを取付ける
最後に油だまりとフィルターを取付けます。
油だまりにはパネルに引っ掛けるような「ツメ」が両側に出ていますので、そこをパネルの穴に合わせて取付けてください。
あとは「ツマミネジ」を締め付け、しっかりと固定します。
そしてツマミネジの締め付けが終わりましたら、最後に「アルミの再生フィルター」を取付けます。
まずフィルターの上部を差し込み、上に持ち上げた状態でフィルターを本体と平行に保ち下げるようにはめ込みます。
以上で「三菱メタルコンパック台所用20㎝換気扇」の据付けは完了です。
あと、台所用15㎝換気扇に興味のある方は、下のリンクからどうぞ。