アパートやマンションに最適なモニター付きドアカメラ!

2019-04-09

さて、玄関前にいる来訪者とのやり取りに、音声通話しかできないインターホンを使っている場合や、また押ボタンを押して、室内のチャイムを鳴らすだけ!というお宅は案外多いものです。

これって、相手の顔や姿が見えないので、どんな人が訪ねてきたんだろう!と不安を抱えたまま玄関へ向かうため防犯上よくありません。ましてや女性の一人暮らしだとなおさらです。

そこで、そんな不安を解消するためにお勧めしたいのが、Panasonicのワイヤレス「モニター付きドアカメラ(下画像)です。

モニター付きドアカメラ

この製品は左側のワイヤレスドアカメラを玄関ドアに掛け、固定ねじを締めるだけで誰でも簡単に設置できるといったメリットのほか、モニター機を通して玄関前の来訪者と応対ができます。

また留守中に誰かが訪ねてきたとしても、モニター機には自動で録画してくれる機能が備わっているので、その後の対応にも活かす事ができます。^^;

この製品はドアカメラ(VS-DC400)とモニター親機(VS-HM400)のセットに、ホームユニット(KX-HJB1000-W)を追加することで、外出先からでもスマホを使って来訪者との応対ができるようになります。^^;

もちろんこれには自宅にインターネット回線がきていることが前提となります。

あと、購入前に注意してほしいのは、このドアカメラ(VS-DC400)は、「アパートやマンションの玄関ドアに取り付けるということを想定している」ようなので、戸建住宅に設置したい場合は、この後に示すドアの形状等をよく確認しましょう。m_ _m

既存のインターホンやチャイムはそのままでOK!

さてこの「モニター付きドアカメラ」を設置するにあたって、既に設置されているインターホンやチャイムなどは「取り外すのか?」、それとも「取り外さなくても良いのか?」等と迷ってしまう人もいるかと思います。

玄関子機とチャイム用押ボタン

でも結論は、「取外す必要はなし!何もしないでそのまま残しておく!」です。

なぜかというと、そもそも、今設置されているインターホン親機や玄関子機を取り外して、このモニター付きドアカメラと交換するという事ではないのです。

つまり既存のインターホン設備はそのまま活用し、新たにモニター機とドアカメラを設置して玄関前の来訪者を映し出すというシステムです。

実はアパートやマンションなどの集合住宅では、室内に取り付けられている火災感知器やガス漏れ警報器が作動すると、その信号を受信して警報を発するというタイプのインターホン(親機と玄関子機)設備があります。

しかし残念なことに、こういったタイプのインターホンには、来訪客を映し出すといった機能がないものも多く、防犯上は少し不安が残ります。

でもだからといって、このインターホン(親機・子機)を取り外して、全く別規格のテレビドアホンに交換した場合、先の火災感知器やガス漏れ警報器などは恐らく動作しないと思います。

そういったリスクを考慮すると、既存のインターホンには全く手を触れる事もなく、しかもドアホンと同等の機能を発揮する「モニター付きドアカメラ」の設置はすごくお勧めです。^^;

配線工事が不要!で、設置も簡単!!

このモニター付きドアカメラの特長は、モニター親機とドアカメラをワイヤレスで接続するので配線工事が不要!という事と、接続するための設定(ペアリング)は、あらかじめ済んでいるのですぐに使用可能です。

モニター機とドアカメラ

普通、コンクリート造の住宅とか木造住宅とかの違いに関係なく、玄関の壁にスイッチボックス(1個用)というものが埋め込まれていれば、玄関子機やチャイム用押ボタンなどは簡単に取り付けることができます。

また、木造住宅の場合は、ボックスが埋め込まれていなかったとしても、木ネジを直接壁にねじ込むことで機器を固定できます。しかし壁に傷をつけることになりますので、賃貸住宅にお住いの場合はお勧めできません。

そして少々厄介なのがコンクリート造の住宅でボックスが埋め込まれていない場合です。これは木造住宅のように、壁に直接木ネジをねじ込んで固定するという事ができません。

機器を固定するには、コンクリートの壁にドリルで下穴を開け、そこへコンクリート用のプラグを打ち込み、そのあとに木ネジで固定するという作業が必要になります。

こんな面倒なことをやるのは、電気工事をやる人か、DIYが得意な人くらいで、経験のない人には向きません。

それに比べ、カメラを玄関ドアに掛けるだけで設置が完了するというのは、工事経験のない人にも簡単に出来るため、わざわざ業者に依頼するまでもありません。^^;

購入前に玄関ドアの確認をしよう!

さて簡単に設置できるということで購入したものの、購入後に「取り付けできない!失敗した!」と後悔しないためにも、玄関ドアは、次に示す要件を満たしているかどうかを確認しておきましょう。

外開きドアならOK!

ドアカメラを設置するのは簡単ですが、下のイラストのように設置できるドアのタイプは「外開き」であることが条件です。内開きのドアや引き戸には設置できませんので注意してください。

玄関ドア内開きと外開き

ドア枠の出っ張りが5mm以上あるとダメ!

下のイラストは玄関ドアを側面から見たものですが、イラストのようにドア枠の出っ張りが5mm以上あるドアには設置できません。

玄関ドア枠の出っ張り

なぜかというと、イラストを見ても分かるように、カメラユニットの上部には固定ねじが付いています。このねじを六角レンチで緩めると、カメラユニットを前後にスライドさせることができ、これによって厚みの違うドア(30mm~50mm)にも掛けられるようになっています。

通常であれば、ドアに掛けた後はドアの厚みの分だけカメラユニットをドア側に移動させて六角レンチで固定ねじを締め付けます。

しかしイラストのように赤色で示したドア枠が出っ張っていると六角レンチを入れる隙間がなく、固定ねじを締め付ける事はできません。

そのような理由から、「ドア枠の出っ張りが5mm以上あるドア」には取り付けができないので注意しましょう。m_ _m

ドア枠とドアの間に1.5mm以上の隙間があればOK

下のイラストに示すように、ドア枠とドアの間に1.5mm以上の隙間があることを確認しましょう。もし1.5mm以上の隙間が無い場合は設置できません。

ドア枠隙間

ドアの厚みが30mm~50mmならばOK

イラストのように玄関ドアの厚みが30mm~50mmであれば設置可能です。しかし30mm未満と、50mmを超えるドアの場合は取り付けできません。

ドア枠の厚み

ドア上面の形状に注意

下のイラストは玄関ドアを側面から見たものです。①の赤円内のように、ドアの上面が平らのものと、②の凹形状(赤円内)の場合は問題なく設置できます。

しかし③の赤円内のように、こじ開け防止用のガードプレートが付いている場合は設置ができないので注意してください。

ドア形状

以上が玄関ドアの確認になります。

ドアカメラの取り付け

さて、ドアカメラの設置といってもイラストのように、ただ玄関ドアに掛けてカメラユニット上部の固定ねじを締め付けるということだけなので、これといって特別難しい作業はありません。

ドアカメラ設置

ただ、早めに使用できるようにするためには、モニター親機を充電台に置いて先に充電しておきましょう。なぜかというと、充電が完了するのに要する時間が約12時間と結構長いんです。よって早めにセットしておくのが良いかと……

また無線ユニットの電源としては、単三形電池が4本必要ですので、ドアに掛ける前には電池を入れておきましょう。推奨電池はパナソニック製の「エネループ ハイエンドモデル」だそうです。^^;

先ほどのモニター機の充電の仕方や無線ユニットへの電池の入れ方などは、同梱の取扱説明書(P.13)に詳しく記載されていますので、そちらを読みながら行いましょう。m_ _m

チャイムリンク機能を設定しよう

ドアカメラの設置が終わりましたら、次はモニター機でチャイムリンク機能を設定しましょう。(詳しくは取扱説明書の17Pと20Pを参照してください)

チャイムリンク機能というと、何か難しい設定をしなければならないのかと身構えてしまいそうですが、別に難しい話ではありません。^^

要は玄関の呼出しボタンが押されて室内の親機がピンポーン!と鳴った場合に、その音をモニター機がキャッチして訪問者の映像を自動表示するための機能です。

勘の良い方はもうお分かりだと思いますが、実は玄関ドアに設置するドアカメラには、来訪者が呼出しのために押す「呼出しボタン」は付いていません。

ドアカメラVS-DC400

しかし、もし呼出しボタンが付いていたとしてもドアカメラの設置位置は高さが2m前後ですので、実際にそのボタンを押すということは難しく、全く実用的ではありません。

そこで、冒頭でも説明したように、現在設置されているインターホン設備はそのまま使い、ピンポーン♪というチャイム音だけをモニター機に録音しておきます。

そして、そのチャイムが鳴ったら、モニター機は反応して玄関前にいる来訪者の映像を自動表示させるというのが、このチャイムリンク機能というわけです。

またその際に注意する事として、「モニター機を充電台に置いておかないと、チャイムリンクが動作しない」ということを認識しておきましょう。

以上のように、この仕組みであれば、わざわざ既存のインターホン設備を取り外す必要もないため、簡単にカメラ付きのインターホンシステムが完成します。

電波状態は必ずチェックしよう!

モニター機とドアカメラは電波を使って通信します。なので下のイラストのように、モニター機を設置した場所での電波状態(強弱)を把握することはすごく大事です。

電波レベル

なぜかというと、例えばモニター機を常時置いておきたい場所があったとします。でも、その場所の電波強度(強・中・弱)を確認しないで設置した場合、ドアカメラからの映像が映るかどうかは分かりません。

理由としては、ドアカメラとモニター機間の距離が離れ過ぎている場合や、間仕切り壁などが影響して電波を弱めてしまうことが考えられます。

そこで、確実に通信できるかどうかを見極めるため、実際にモニター機のメニュー画面を開いて確認することが必要になるというわけです。

(※電波レベルや電池残量の確認方法は取扱説明書の26、27Pを読みましょう)

確認後、どうしても電波が弱くて繋がらないという場合は、下の中継アンテナ(KX-FKD3)を設置しても良いでしょう。


この中継アンテナは、モニター機とドアカメラの間に設置することで、弱い電波を増幅し中継する働きをしてくれます。

以上簡単でしたが、「モニター付きドアカメラ」を設置する際の参考にしてもらえると嬉しいです。^^;