ペンダントライトのスイッチをリモコン式に変える方法

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さて、下の画像に示すようなペンダントライトをON/OFFする場合は、その照明器具の下まで移動したあと、

照明器具から出ている引き紐を、直接手で引くことで「点けたり消したり」します。

実際わが家にも蛍光灯のペンダントライトが2台設置されているのですが、この手動での操作は非常に面倒くさく不便というのが実感です。

ペンダントライト
ペンダントライト

そこで、その不便さを解消するため、天井に設置されている引掛シーリングとペンダントライトとの間に設置するとリモコン操作が可能になる、

下のPanasonic製「光線式ワイヤレスリモコンスイッチ(WH7016WP)」という便利な製品を紹介します。

受信機を取り付ける前にペンダントライトを外そう

まず、現在設置されているペンダントライトを、引掛シーリングから取り外すことから始めます。

外し方は、照明器具のコード先端部に付いているキャップを反時計回りに回すと外れます。

逆に、いくら回そうとしても、固くて回らないということもあります。もしかしたらそれは、ロック付きのキャップかもしれません。

そんな時は、キャップに押しボタン(突起)があるかどうかを確認してください。

もしあれば、それを押すことでロックが解除されるので、押したままの状態で、再度回してみます。

そしてペンダントライトを外した後は、下画像のように引掛シーリングだけになります。

引掛シーリング
引掛シーリング

またペンダントライトを外す際に注意したいのは、両手を使って取り外すということです。

例えば右手でキャップを回すとしたら、もう片方の左手は照明器具を支えるといった具合です。

もしこの作業を片手だけで行うと、引掛シーリングの穴からキャップの「引掛刃」が外れた時点で、

照明器具の重量は全て自身の手と腕で支える事になるので注意してください。

そして、もしも支えきれなかった場合には、残念ですが落下してしまう危険性があります。なので、この作業は必ず両手を使って行いましょう。

受信機の取り付け

では、受信機の取り付けに掛かりましょう。というと、なぜかとても難しい作業をするような印象を持ってしまうかも知れませんが、全くそんなことありません。

要はペンダントライトを取り外した後、受信機と呼ばれる機器を、下のイラストのように引掛シーリングボディにはめ込むだけなので安心してください。

受信機の取付け
受信機の取付け

では「受信機」を取り付けます。取り付け方法は、既設の引掛シーリングボディの穴に、受信機の「引掛刃」を合わせて挿入し、

「カチッ」と音がするまで右(時計回り)に回します。

そのあと、確実にロックされたかどうかを確認するため、今度は左(反時計回り)に回してみてください。

ロックされていれば回ることはありません。

また、受信機を取付けた後に、何らかの理由で取り外さなければならなくなった場合は、受信機側面の「ロック解除ボタン」を押しながら左に回しましょう。

もし、このロック解除ボタンを押さずに回そうと試みても、受信機を外すことはできませんので注意してください。

発信機と受信機のチャンネルを合わせておこう

受信機を取り付ける「前」でも「後」でも良いのですが、チャンネル切替スイッチが「AとB」のうち、どの位置にあるかを確認しておきましょう。

実は、発信機(リモコン)と受信機には、チャンネルを切り替えるためのスライドスイッチというものが付いています。

リモコンと受信機
リモコンと受信機

なぜこのチャンネル切替スイッチが付いているのかというと、同じ部屋の中に2台の照明器具があった場合、

その2台を1つのリモコンで操作したいという時に便利だからです。

例えば1台目のペンダントライト(受信機)には「A」というチャンネルを設定しておき、2台目のライト(受信機)には「B」を設定します。

そして設定後に「A」のペンダントライトを点灯させたい場合は、リモコンのチャンネルスイッチを「A」側に移動したあと「入り切り」ボタンを操作します。

また、もう一方のライト「B」を点灯させたい場合には、チャンネルスイッチを「B」側に切替えるといったやり方で、その都度、AとBを切替えて操作します。

そうすることでライトを別々にコントロールでき、2台が同時点灯することはないということです。

ペンダントライトを取り付ける

受信機の取り付けが問題なく終りましたら、次に、ペンダントライトを元通りに吊り下げます。

方法は、先ほど取り付けた受信機の引掛穴に、ペンダントライトの引掛シーリングキャップ(引掛刃)を挿入したあと、時計回りに回せば取付は完了です。

受信器の取付方法
受信器の取付方法

あとは、マニュアルを読みながら、リモコン(発信機)の設定方法と便利な使い方を確認しましょう。

寝室では特に重宝する!

普通、お部屋の壁にスイッチが設置してあると、そのスイッチを操作することで、照明の点滅(ON/OFF)が簡単にできます。

また壁スイッチが設置されていない場合でも、照明器具本体に付いている引き紐(プルスイッチ)を引いて照明を点滅することはできます。

しかしそのいずれの方法も、部屋を寝室として使う場合には、次のような不便があります。

例えば壁にスイッチがある場合だと、部屋に入ってスイッチを「ON」にすれば、電灯はすぐに点きます。

しかし問題は、ベッドや布団に入った後に電灯を消したいと思った場合です。

壁の照明用スイッチ
壁の照明用スイッチ

もちろん、ベッドや布団に入った状態では、離れた場所にあるスイッチを切ることはできません。

となると面倒ですがスイッチを設置してある所まで、わざわざ行かなくてはなりません。

これは照明器具本体に、ON/OFF用の引き紐が付いている場合も同様ですが、これでは本当に不便です。

できればベッドや布団に入ったままで照明を消せるのが理想です。

そこで、そんな悩みを解消してくれるのが、この「光線式ワイヤレスリモコンスイッチ」というわけです。

以下に、光線式ワイヤレスリモコンスイッチの便利な機能と使用方法を紹介します。

おやすみタイマーを設定しておけば、うっかり寝てしまっても大丈夫!

意識して「さぁ寝るか!消灯!」というのではなく、テレビを観ていたら知らず知らずのうちに寝てしまっていた!という人、

そして布団に入って少し読書をしてから寝ようと思っていて、ついついそのまま寝てしまったという人は結構います。

でも、こういった失敗は、仕事が忙しく、疲れが溜まってくると誰でもやってしまいがちなことです。

そんな時に前もって設定しておくと便利なのが、「おやすみタイマー」という機能です。

おやすみタイマーを設定
おやすみタイマーを設定

この「おやすみタイマー」機能を設定すると、点灯している照明を、設定時間後に自動的に消灯させることができます。

上の図は、「1・2・3」という順番でボタン操作を進めていくことで、

60分経過後には自動的に照明を消す事ができる「おやすみタイマー」機能の設定手順を示したものです。

消灯に至るまでの時間の設定範囲も、「1分~120分」と幅があるので、その日の疲れ具合によって、

消灯するまでの時間を選び設定することができるので、とっても便利です。^^;

家を何日間か留守にする場合は「留守番タイマー」で防犯対策!

家を何日間か留守にする機会というのは、年間を通しても、そう多くはないという人もいると思います。

しかし、夏休みやお盆、そしてお正月など、帰省のために数日間は留守にすることがあるという人も大勢います。

こういった場合、防犯対策の一環として、室内や玄関等の照明を、わざと点けっぱなしにしてから出るという人や、

イヤイヤそれだと電気代がもったいないからといって、分電盤のブレーカーを全て落としてから出掛けるという人など、各家庭によって対応も様々です。

でも、何日間にもわたって「朝・昼・夜」と、必要のない時間帯にも電気が点いているというのはすごく不自然で、

逆に夜になっても全く電気が点かない日が続いているというのも危険です。

これでは、いかにも「留守にしています」と言っているようなもので、空き巣狙いにとってはこういった事象も侵入するための重要な情報となります。

なので私たちは何らかの対策が必要になります。

実はこのような状況下で、とっても力を発揮してくれるのが、「留守番タイマー」という機能なんです。

留守番タイマーを設定
留守番タイマーを設定

この機能を設定する方法に関しては、商品に付属しているマニュアルに詳しく載っているのでそちらを読んで頂くとして、

ここでは設定後に、照明がどのように動作するのかを簡単に説明します。

毎日、自動で点灯・消灯させる
毎日、自動で点灯・消灯させる

例えば、上図のように「点灯時刻を18:00」に設定した場合は「17:30~18:30」分の間でランダムに点灯し、

逆に、「消灯する時刻を23:00」に設定しておくと、22:30~23:30分の間でランダムに消灯します。

この説明では少し分かりにくいかも知れませんが、要は、点灯する時刻と消灯する時刻のタイミングが毎日変化するということです。

このように、点灯と消灯に変化をつけることで、外にいる人からは、

あたかも人間がスイッチを押して照明を点滅(ON/OFF)させているような印象を与えることができ、

防犯対策としての効果も十分に達成できるというわけです。

自動/入・自動/切 タイマーの使い方は、あなた次第!

自動で「入り切り」できるタイマー機能は、毎日、任意の時刻に、照明を自動で「点けたり消したり」ということができます。

例えば、夜暗くなってから帰宅した時、自宅に明かりがついていないと、とても寂しい気持ちになります。

そんな時は「自動/入タイマー」を帰宅時間に合わせて設定しておくことで、その時刻には自動的に照明が点灯します。

また朝起きるのが苦手という人は、「自動/入タイマー」を目的の時刻にセットしておき、

翌朝になったらその時刻に自動点灯するようにすれば、眩しくて飛び起きるかもしれません。

そしてもう一方の機能の「自動/切タイマー」は、「自動/入タイマー」とは逆の働きをするので、

「一定時間が経過したあと照明が消えると都合が良いな」という場合に設定しましょう。

使い方はあなたのアイデア次第で、もっと便利な使い方が見つかるかもしれません。

以上簡単でしたが、「光線式ワイヤレスリモコンスイッチ(WH7016WP)の設置方法と使い方の説明でした。^^