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地震後の通電火災を防ぐ!感震ブレーカーの選び方と対策

地震が起きた後、あなたの家が無事だったとしても、

  • 通電火災!

という見えない脅威が潜んでいることをご存じですか?


停電が復旧した瞬間、

  • 壊れた電気機器!
  • 断線した配線!

から出火し、大切な家が炎に包まれる…。

これは、阪神・淡路大震災や東日本大震災でも多くの被害をもたらした通電火災と呼ばれる現象です。

えっ?! 停電が復旧すると火事になるの?

と驚いた方もいるかもしれません。

実際、地震の後に避難し無人になった家が火災を起こしてしまうケースは少なくありません。

そして、これを防ぐ最も有効な対策の一つが

  • 感震ブレーカー

の設置です。

でも、

  • 感震ブレーカーってどんなもの?
  • 本当に必要なの?

と、そんな疑問を持つ方のために、この記事では

  • 通電火災のメカニズム
  • 感震ブレーカーの選び方
  • 設置方法
  • 自治体の補助金情報

まで、詳しく解説していきます。

家族と財産を守るために、ぜひ最後までお読みください。

通電火災の主な原因とリスク

地震が発生した後、電力が復旧した際に発火する可能性があるのが通電火災です。

なぜこのような火災が起こるのか、原因を知ることでリスクを未然に防ぐことができます。

地震による停電復旧後の火災発生メカニズム

地震が発生すると私たちは、

  • 家が倒れないか
  • 家具が倒れてこないか

などには注意を向けますが、見えない部分で起こる危険な通電火災という現象には、思いも及ばないと思う。

実際、阪神・淡路大震災では、

  • 電気火災が全体の61%を占めた

というデータもあり(消防庁調べ)、決して軽視できるものではありません。

では、なぜ地震後に火災が発生するのでしょうか?

具体的な原因を深掘りしていきます。

① 配線の損傷とショートによる発火

地震の揺れによって、壁の内部にある電気配線が断線したり、むき出しになったりすることがあります。

こうした状態で電気が復旧すると、電線同士が接触してショートし、火花が発生。

それが壁の内側で発火し、内部から火事が広がるケースが少なくありません。

特に築年数が古い建物では、配線の絶縁体が劣化している可能性が高いため

地震の衝撃で簡単に破損する危険性があります。

さらに、ネズミや害虫による配線のかじり跡がある場合は、よりショートしやすい状況になっています。

①対策のポイント

  • 日頃から電気配線の点検を行う(特に築15年以上の建物)
  • 電線を保護するためのカバーを設置する
  • 電気工事士による定期的なメンテナンスを依頼す

電気機器の転倒・破損による発火

皆さんの家にも、電気ストーブやアイロン、トースターなどの発熱機器があると思います。

地震発生時にこれらの機器が転倒し、そのまま可燃物(カーテンや布団、衣類など)の近くで作動すると、火災の原因になり得ます。

また、電子レンジや冷蔵庫のような大型家電も注意が必要です。

地震で移動した際に電源コードが無理に引っ張られ、コードが断線。

電気が復旧した瞬間に火花が飛び、周囲のほこりや可燃物に引火するケースがあります。

②対策のポイント

  • 家電の配置を見直し、転倒防止対策をする
  • 発熱する機器は地震時に電源が自動オフになる製品を選ぶ
  • 使用していない電化製品のコンセントは抜いておく

③ 水濡れやトラッキング現象による発火リスク

地震による被害は、揺れだけではありません。

壁や屋根が損傷すると、雨漏りが発生することがあります。

すると電気配線やコンセントが水に濡れてしまい、通電した瞬間にショートする危険があります。

また、地震とは関係なく普段から発生しやすいのがトラッキング現象です。

これは、コンセントの隙間にホコリが溜まり、そこに湿気が加わることで電流が流れ発火する現象のこと。

停電中にトラッキング現象が進行し、電気が復旧した際に一気に燃え広がることがあります。

③ 対策のポイント

  • コンセント周りのホコリをこまめに掃除する
  • 長期間使用しない家電のコンセントは抜く
  • 防水コンセントや防水カバーを活用する

停電復旧後に起こる火災事故

地震による停電は突然発生し、数分から数時間、場合によっては数日間続くこともあります。

しかし、問題は電気が止まっている間ではなく、電気が復旧した瞬間に火災が起こることです。

これが通電火災の特徴であり、私たちが注意すべき最大のリスクといえます。

  • 電気が戻ってくるだけで火事になるの?

と疑問に思うかもしれませんが、実際に多くの住宅火災が停電復旧時に発生しています。

その理由を詳しく見ていきましょう。

① 家電の電源が入りっぱなしのリスク

停電が発生するのは突然です。

そのため、使用中だった家電の電源がオンのまま停電することがほとんど。

電気が復旧すると、そのまま家電が再起動し、火災の引き金になるケースが多発しています。

危険な家電リストと火災リスクの詳細

危険な家電火災リスクの詳細
電気ストーブ転倒したまま通電すると、カーテンや布団が発火
アイロン熱を持ったまま復旧し、床や衣類が焦げる
トースター内部のパンくずが発火し、周囲に燃え広がる可能性
ヘアアイロン高温のまま放置され、木製家具や布製品が発火
電気毛布・ホットカーペット可燃物の上で通電し、じわじわと発火する
炊飯器内部の電熱部分が過熱し、焦げ付きや発火を起こす

特に冬場は、電気ストーブやこたつ、ホットカーペットなどの暖房器具がリスクになります。

これらは低温火災(燃焼速度が遅く、気づきにくい火災)を引き起こし、知らぬ間に火が広がることもあります。

  • 地震が発生したら、使用中の電気機器の電源をすぐ切る
  • ブレーカーを落としてから避難する
  • 感震ブレーカーを設置し、地震時に自動で電気を遮断する仕組みを作る

② 無人時に火災が発生するリスク

地震が発生すると、多くの人はすぐに避難します。しかし問題はその後です。

避難後に電気が復旧すると無人の家で火災が発生し、誰も気づかないまま燃え広がるケースが後を絶ちません。

特に2011年の東日本大震災では、以下のような事例が報告されています。

実際に発生した無人時の通電火災の事例

  • ケース①:
    電気ストーブが転倒したまま通電しカーテンに引火。
    家全体が焼失
  • ケース②:
    電子レンジの内部に残っていた食品が焦げ、煙が充満。
    近所の人が発見して消火
  • ケース③:
    冷蔵庫の電源コードが断線しショート。
    壁の内部で火災が発生し、住民が戻るころには手遅れに

このように、避難中に発生する火災は発見が遅れるため被害が拡大しやすいのです。

最悪の場合、隣の家に燃え移り大規模な火災につながることもあります。

対策のポイント

  • 電気機器の電源を切り、ブレーカーを落としてから避難する
  • 自治体の防災放送や電力会社の復旧情報をチェックし、復旧前に帰宅する
  • 避難所から帰宅した際は、異臭や焦げ臭いがないか確認する

停電復旧後、家に戻ったときにブレーカーが落ちていることがあります。

また停電したのかな!

と思うかもしれませんが、実はこれは異常のサインかもしれません。

特に以下のような症状がある場合は、火災のリスクが高まっている可能性があります。

異常なブレーカーの症状考えられる原因
ブレーカーを上げてもすぐ落ちる配線のショートや漏電の可能性
焦げ臭いにおいや煙が出る配線が燃え始めている危険性
特定の部屋のブレーカーだけ落ちる家電の故障や断線の可能性
ブレーカーを上げると火花が出る深刻なショートが発生している

このような症状がある場合は、無理にブレーカーを上げようとせず、すぐに電力会社や電気業者に相談することが大切です。

対策のポイント

  • 異常があれば、無理にブレーカーを上げず専門家に相談する
  • 焦げ臭いや異音がする場合は、すぐに避難し消防に通報する
  • 感震ブレーカーを設置し、地震時の自動遮断を活用する

感震ブレーカーの種類と特徴

通電火災を防ぐための最も効果的な対策の一つが

  • 感震ブレーカー

の設置です。

これは地震の揺れを感知し、自動的に電気(漏電ブレーカー)を遮断する装置です。

ここでは感震ブレーカーの種類と、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

感震ブレーカーの基本的な仕組み

感震ブレーカーは震度5強以上の地震の揺れを感知すると、自動的に分電盤の主幹漏電ブレーカーに疑似漏電信号を送り、ブレーカーを遮断する装置です。

主に、

  • 分電盤内蔵タイプ
  • コンセントタイプ
  • 簡易タイプ

3種類があり、それぞれ仕組みや特徴が異なります。

感震ブレーカーの動作の流れ

  1. 地震の揺れをセンサーが感知(震度5強以上が一般的)
  2. 自動的に漏電ブレーカーを落とし、電気を遮断
  3. 電気が復旧した後も、火災リスクを抑える

この仕組みによって、地震発生時に無人でも確実に電気を遮断し、通電火災を未然に防ぐことが可能です。

感震ブレーカーの種類と特徴

感震ブレーカーは、通電火災を防ぐために非常に重要な装置ですが、

感震ブレーカーって、どんなタイプを選べばいいの?

という方も多いでしょう。

そこで各タイプの特徴をさらに詳しく解説し、それぞれの長所・短所を掘り下げていきます。

住宅用分電盤内蔵タイプ(主幹遮断型)

分電盤内蔵タイプの感震ブレーカーは、家庭内のすべての電気を自動で一括遮断する仕組みになっている。

この内蔵タイプは震度5強以上の揺れを感知すると、自動的に漏電ブレーカーを落とし電力を遮断するという働きをします。

特徴

  • 家全体の電気を一括でオフにできる
  • 停電復旧後も再通電のリスクを防げる
  • 地震時の電気火災をほぼ完全に防止

おすすめの設置環境

  • 一戸建て住宅・マンション(主幹漏電ブレーカーがある住宅向け)
  • オフィス・店舗(設備が多く、火災リスクが高い場所)

設置の流れ

  1. 電気工事士による現地調査
  2. 分電盤の種類を確認(古い分電盤は交換が必要な場合あり)
  3. 感震ブレーカーの組み込み工事(1時間〜2時間)
  4. 設置後、動作テストを行い完了

具体的な機種例

  • パナソニック:感震ブレーカー搭載 マルチボックス(型番:BQE8607Z)
  • テンパール工業:感震機能付住宅用分電盤 (扉付) MA型L付(型番:MALG-ES2B)
  • 日東工業:感震機能付ホーム分電盤 HCD形 (扉付)(型番:HCD3E4-66MG)

設置費用

  • 本体価格:53,100円(パナソニック希望小売価格)
  • 工事費用:5万円〜8万円
  • 総額:10万円〜14万円

メリット

  • 確実に電気を遮断できるため、通電火災のリスクをほぼゼロにできる
  • 停電復旧後も安全を確認するまで電気を通さないため、家が無人でも安心
  • 一度設置すれば、メンテナンスはほぼ不要

デメリット

  • 設置には電気工事が必要(DIY不可)
  • 初期コストが高め(補助金を活用すれば一部負担軽減可能)

② コンセントタイプ(主幹ブレーカー 一括遮断型)

コンセントタイプの感震ブレーカーには、

主幹ブレーカーを一括で遮断する一括遮断型

特定の電化製品の電源だけを遮断する個別遮断型があります。

この二つのタイプは、コンセントに差し込むだけで使えるため手軽に導入できます。

先ずは一括遮断型から解説。

一括遮断型

機種例

  • メーカー名:大和電器
  • 製品名:震太郎
  • 型番: X5029

特徴

  • アース付きコンセントに差し込むだけの簡単設置で、専門的な工事は不要。
  • 震度5強相当以上の地震を感知すると、主幹漏電ブレーカーを自動的に遮断。
  • 動作確認用のテスト機能が搭載されており、簡単に動作チェックが可能。
  • 地震検知後、避難時の安全確保のために、約3分後に主幹ブレーカーを遮断する遅延遮断機能を持つものもある。

    これにより、夜間でもすぐに電気が消えることなく、落ち着いて行動できる。


おすすめの設置環境

  • パート・賃貸住宅(分電盤に手を加えられない場合)

設置の流れ

  • 既存のアース付きコンセントに挿し込むだけで使用可能。

③ コンセントタイプ(個別遮断型)

特徴

  • 特定の危険な家電(ストーブ、アイロンなど)だけを遮断できる
  • 工事不要で誰でも簡単に設置可能
  • 家全体の電気を止めたくない場合に便利

おすすめの設置環境

  • アパート・賃貸住宅(分電盤に手を加えられない場合)
  • 高齢者世帯(電気ストーブや電気こたつの火災リスク対策)

設置の流れ

  1. 使用する家電を決める(例:電気ストーブ、電子レンジ)
  2. 専用の感震コンセントを購入(家電量販店・通販で入手可能)
  3. 既存のコンセントに挿し込むだけで使用可能

具体的な機種例

  • メーカー名:寺田電器製作所
    型番:RDJ20000W
    価格:オープン価格(9,798円~)
  • 特徴
    壁のコンセントに差し込むだけで簡単に設置でき、電気工事は不要

    震度5強相当以上の地震を感知すると、接続された機器への電源供給のみを遮断。

    家全体の電気は遮断しないため、照明などは維持される。

メリット

  • 設置が簡単で、誰でもすぐに導入可能
  • 1万円以内で手軽に火災対策ができる
  • 賃貸でも問題なく使える

デメリット

  • すべてのコンセントに設置する必要があり、コストがかさむ
  • アース付きコンセントが必要な場合がある

④ 簡易タイプ(後付け物理遮断型)

簡易タイプの感震ブレーカーは、おもりやバネの動きで物理的にブレーカーを落とす装置です。

手軽に取り付けられるのが最大の特徴ですが、作動の信頼性は分電盤タイプほど高くありません。

特徴

  • 工事不要で自分で設置可能
  • 物理的な重力の作用でブレーカーをオフにする
  • コストが最も安い

おすすめの設置環境

  • 低予算でとりあえず火災対策をしたい人
  • 賃貸住宅で工事ができない人

設置の流れ

  1. 市販の簡易感震ブレーカーを購入
  2. 分電盤のブレーカー部分に取り付ける
  3. 設置後、試しに揺らして動作を確認

具体的な機種例

  • メーカー名:リンテック21

    製品名:YAMORI (GV-SB1)
    価格帯:2,460円~3,520円程度

    リンテック21のYAMORI (GV-SB1)は、分電盤のブレーカーハンドルに直接取り付けるタイプの感震ブレーカー。

    強力な接着パッドで固定するため、工事は不要で誰でも簡単に設置できる。

主な特徴

  • 震度5強または6弱以上の地震を感知すると、内蔵センサーが作動しブレーカーをOFFにします。

  • レバー突出型、レバー埋め込み型など、様々な種類の分電盤に対応している。

  • 作動震度を6弱と5強のいずれかに切り替え可能。

  • 内閣府が認める「感震ブレーカー等簡易タイプ」として性能の高さが評価されている。

  • 消防防災製品等推奨マークを取得している。

メリット

  • 最も安価で導入しやすい
  • DIYで設置可能
  • どんな分電盤にも対応可能

デメリット

  • 揺れの方向によっては作動しないことがある
  • 定期的にメンテナンスが必要(ズレていないか確認)

感震ブレーカーのタイプ別詳細比較表

タイプ設置方法費用目安メリットデメリットおすすめの住宅
分電盤タイプ電気工事が必要約5〜8万円家全体を確実に遮断工事費用がかかる戸建て・マンション
コンセントタイプコンセントに挿すだけ約5,000円〜1万円危険な家電だけを遮断すべての家電に設置が必要賃貸住宅・高齢者世帯
簡易タイプ取り付けるだけ約3,000円〜5,000円安価で導入が簡単作動の精度が低い低予算の家庭

通電火災を防ぐための具体的な対策

通電火災は地震後の停電復旧時に発生しやすい火災の一つですが

正しい知識と事前の対策を講じることでリスクを大幅に軽減できます。

ここでは、

  • 地震発生前からできる予防策
  • 停電時の適切な行動
  • 電力復旧時に注意すべきポイント

について解説していきます。

事前にできる防災対策

① 家庭の電気設備の安全チェック

地震が発生すると、壁の内部にある配線やコンセントが損傷する可能性があります。

特に築年数が経過した住宅では電気配線が古くなっており

絶縁体の劣化によってショートを引き起こす危険性が高くなります。

チェックポイント

  • 分電盤・ブレーカーが古くないか確認(設置から15年以上経過している場合は要点検)
  • 感震ブレーカーの設置を検討(分電盤タイプなら家全体を保護可能)
  • 家電製品の電源コードが傷んでいないか確認(ひび割れや破損があれば即交換)
  • 電気機器の位置を見直す(ストーブやアイロンが転倒しないよう固定する)

電源タップや配線の劣化チェック

地震の揺れによって、タコ足配線や電源タップが抜けたりコードが引っ張られたりすると

ショートの原因になることがあります。

また、コンセント部分のホコリが引火し

  • トラッキング火災

が発生するケースもあります。

チェックポイント

  • 電源タップの使用年数を確認(古くなったタップは交換)
  • 延長コードの負荷を確認(許容ワット数を超えていないかチェック)
  • コンセント周辺のホコリを除去(湿気を帯びると発火の危険性あり)
  • 未使用の家電のコンセントは抜く(待機電力の削減にもつながる)

可燃物を家電の近くに置かない工夫

地震発生時、ストーブやアイロンが転倒すると、

近くにあったカーテンや布団、新聞紙などの可燃物に直接熱が伝わり発火するリスクがあります。

チェックポイント

  • ストーブやヒーターの近くに燃えやすいものを置かない
  • 使用中のアイロンやヘアアイロンは必ず冷ましてから収納
  • 電化製品の周辺にホコリが溜まらないよう定期的に掃除

停電時の適切な行動

. 電気機器のスイッチを切る

地震による停電時、多くの家電はスイッチが入ったままの状態になります。

これが停電復旧後に火災を引き起こす原因になるため、早めに電源を切ることが重要です。

やるべきこと

  • ストーブ・アイロンなど発熱機器のスイッチをオフ
  • 電子レンジや炊飯器などの調理家電も電源を切る
  • 未使用のコンセントはすべて抜いておく

. 避難時にはブレーカーを落とす

地震で避難する際には、分電盤のブレーカーを落としてから避難するのが基本です。

ブレーカーを落とさずに避難すると、電力復旧時に通電火災が発生する可能性があります。

やるべきこと

  • 分電盤のメインブレーカーをオフにする
  • 家族全員がブレーカーの位置を把握しておく
  • 感震ブレーカーがある場合は、作動したかを確認

電力復旧時に注意すべきこと

. 焦げ臭い・異音がないかチェック

電気が復旧したら、すぐに家電を使用するのではなく、異常がないかチェックすることが大切です。

チェックすべきポイント

  • 焦げ臭いにおいがしないか確認
  • コンセントや電化製品から異音がしないかチェック
  • コードやプラグ部分が熱を持っていないか触って確認

②. ブレーカーを上げる手順

ブレーカーの正しい上げ方

  1. まず、家中の電気機器がオフになっていることを確認する。
  2. 配線用遮断器をすべて「切」にする。
  3. アンペアブレーカーを「入」にする。
  4. 漏電ブレーカーを「入」にする。
  5. 配線用遮断器を一つずつ「入」にしていき、悪い箇所を「入」にすると漏電ブレーカーが切れる。
  6. 悪い箇所の配線用遮断器は「切」にしておく。
  7. もう一度漏電ブレーカーを「入」にする。
  8. 続けて、残りの配線用遮断器を「入」にしていく。
  9. 以上のあった配線用遮断器は「切」にしたまま、電力会社や電気業者に相談する。

チェックすべきポイント

  • 焦げ臭いにおいがしないか確認
  • コンセントや電化製品から異音がしないかチェック
  • コードやプラグ部分が熱を持っていないか触って確認

感震ブレーカーの選び方と設置ガイド

通電火災のリスクを低減するために、最も効果的な方法の一つが感震ブレーカーの設置

しかし感震ブレーカーにはさまざまな種類があり、どれを選べばいいのかわからないという人も多いでしょう。

そこで当記事では、予算や住宅環境に応じた、

  • 最適な感震ブレーカーの選び方
  • 購入・設置のポイント
  • 導入後のメンテナンス方法

まで、徹底解説していきます。

予算と住宅環境に応じた選び方

感震ブレーカーは、

  • 分電盤タイプ
  • コンセントタイプ
  • 簡易タイプ

の3種類に分類されます。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、住宅の種類やライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

① 戸建て・マンション別のおすすめ感震ブレーカー

住宅タイプおすすめの感震ブレーカー理由
戸建て(持ち家)分電盤タイプ家全体の電気を遮断できるため、最も確実な火災対策が可能
マンション・アパート(賃貸)コンセントタイプ工事不要で簡単に設置でき、必要な電化製品だけを個別に遮断可能
低予算・賃貸住宅簡易タイプ費用が安く、取り付けが簡単なため、工事不要で導入しやすい

選び方のポイント

  • 確実に通電火災を防ぎたいなら「分電盤タイプ」
  • 賃貸やマンション住まいで手軽に導入するなら「コンセントタイプ」
  • できるだけ費用を抑えたいなら「簡易タイプ」

自治体の補助金制度の活用

感震ブレーカーの設置には、自治体によって補助金が支給される場合があります。

補助金の一例(2024年情報)

以下の感震ブレーカー支援事業に関する最新情報は、お住いの自治体にお問い合わせください。

  • 東京都目黒区:感震ブレーカー設置費用の50%補助(上限1万円)
  • 千葉県千葉市:感震ブレーカー設置補助上限額(3,000円)
  • 大阪府堺市:特定世帯に感震ブレーカーを無料配布

補助金を活用するためのポイント

  • 各自治体の防災課のホームページをチェック
  • 申請期限や条件を確認(例:年収制限がある場合も)
  • 補助対象のブレーカーが決まっているケースがあるため、購入前に確認する

購入・設置のポイント

感震ブレーカーを購入する際には、どのタイプが最適かを見極めることが重要です。

① DIYで設置できるものと専門業者が必要なもの

タイプ設置方法DIY設置工事費用こんな人におすすめ
分電盤タイプ電気工事が必要約5〜8万円戸建て・確実に火災を防ぎたい人
コンセントタイプコンセントに挿すだけなし賃貸住宅・マンション住まいの人
簡易タイプ分電盤に取り付けるなし低コストで対策したい人

設置のポイント

  • DIYで簡単に設置できるものを選びたいなら「コンセントタイプ」や「簡易タイプ」
  • 家全体の火災リスクをゼロにしたいなら「分電盤タイプ」

費用相場と設置にかかる時間

感震ブレーカーは、タイプごとに費用が大きく異なります。

タイプ本体価格設置時間設置難易度
分電盤タイプ5〜8万円1〜2時間★★★(専門業者が必要)
コンセントタイプ5,000〜1万円5〜10分★☆☆(簡単)
簡易タイプ3,000〜5,000円5分程度★☆☆(簡単)

費用を抑えるコツ

  • 自治体の補助金を活用する(条件によっては無料で設置可能)
  • 複数の業者に見積もりを依頼し、最適なプランを選ぶ
  • コンセントタイプや簡易タイプを併用してコストを抑える

感震ブレーカー設置後のチェックポイント

感震ブレーカーは設置すれば終わりではなく、定期的な点検が重要です。

チェックリスト

  • 正常に作動するか定期的にテスト(半年に1回)
  • 取り付け部分が緩んでいないか確認(特に簡易タイプ)
  • ブレーカーを落とした後、元に戻す操作が簡単か確認

感震ブレーカーの設置でよくある質問

1. 感震ブレーカーを設置したら、すぐに作動する?

設定された震度以上の地震が発生すると、自動的に作動します。

2. 分電盤タイプのブレーカーを取り付けたら、全ての電気が遮断される?

はい。家全体の電気が一括でオフになります。

3. 感震ブレーカーはどこで購入できる?

家電量販店、ホームセンター、ネット通販(Amazon、楽天など)で購入可能。

まとめ:最適な感震ブレーカーを選び、安全な住環境を作ろう!

  • 予算や住宅環境に合わせて最適なタイプを選ぶ
  • 設置費用を抑えるために自治体の補助金を活用する
  • 購入後は定期的な点検を行い、正常に作動するか確認する

通電火災は、事前の対策で防ぐことが可能です。

自宅に合った感震ブレーカーを導入し、安全な環境を整えましょう!

まとめ:通電火災を防ぐために今できること

家庭の電気設備を見直す

  • 分電盤や電源タップの状態を定期的に確認する
  • 延長コードや電源タップは負荷を超えないように使用する
  • ホコリが溜まりやすい場所(コンセント周辺など)はこまめに掃除する

早めの感震ブレーカー導入を検討する

  • 戸建て住宅なら分電盤タイプを選ぶ(家全体を保護)
  • マンションや賃貸住宅ならコンセントタイプや簡易タイプを活用
  • 補助金制度を活用してコストを抑える

地震後の停電復旧時には慎重に行動する

  • 電気機器をすぐに使用せず、異常がないかチェックする
  • ブレーカーは慎重に上げ、焦げ臭いや異常音がないか確認する
  • 不安がある場合は専門業者に点検を依頼する

通電火災は、事前の準備と適切な行動で防ぐことが可能です。

  • 地震はいつ起こるかわからない!…

と不安に思うよりも、今できる対策を始めましょう。

まずは家の中の電気設備をチェックし、必要なら感震ブレーカーを設置することを検討してください。

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taka

約20年電気工事(RC造・木造住宅)の仕事に従事。その経験をもとに電気関連の情報を当ブログで発信中。

またPCサポートに興味を持ち、CompTIA A+を取得後、現場でサポートに就く。

★ 保有資格 ---------
◇ 第二種電気工事士
◇ 第一種電気工事士
◇ CompTIA A+

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